■タカラ・オリジナル版(1977〜1979?)
1977年に登場したミクロマン。M111やM131系のスマートなタイプのミクロマンコマンド2号に対する、M121やM141などのマッシブ(もしくは単にパンタロン系)のミクロマンである。デザインはオーソドックスな1号に比べると、2の線ということもあってか、反動力ジャンパーなどは非常に意欲的な造形がなされている。
M161シェリフとM162サンダーはコマンドカーに付属するバージョンも存在し、この場合はカプセルが付属せずに専用のヘルメットが付属した。
M161シェリフ
M162サンダー
M163スミス
M164サミー
M164サミー(初期タイプ)
エジプトン(景品版カラー)
■ニューミクロマン・M011サラム(1983)
1983年に発売されたM161の流用バージョン。ニューミクロマンM011サラムと呼ばれる。それまでのニューミクロマンのラインナップはM001〜M010までの10人編成であったが、シリーズ3年目を迎えて単体発売分のミクロマンのラインナップが入れ替えられて投入されたのがこのサラムである。この新旧シリーズ通して最大を誇るカラーバリエーションは10人分のマスを穴埋めするために生み出されたアイデアでもあったらしい。
サラムとM161シリーズの違いは、胸の発光ダイガードが新規造形で無印となっており、胸に『ミクロチェンジシリーズ』のシールが貼られる。また、反重力ジャンパーは付属しないことが挙げられる。
バトルバイクとジェットヘリに付属したバージョンはヘルメットとライフルが付属する。
カプセルミクロマン
(赤/黒)
カプセルミクロマン
(青/白)
カプセルミクロマン
(青/黒)
カプセルミクロマン
(黒/白)
カプセルミクロマン
(黒/オレンジ)
バトルバイクHG90
(赤/白)
ジェットヘリHG120
(黒/白)
■ミクロマン21復刻版(1996)
1996年にスタートしたミクロマン21シリーズで複刻されたM161シリーズ。一説によると胸などの金型は紛失していたために、新規造形となっているらしいが再現度は高い。またパンツの刻印などもタカラオリジナル版と異なっている。色の再現度も高く、M164サミーは初期版と通常版の2種が発売されると言う念の入れようであった。
ただし、発光ダイガードの色は非常に濃い色をしているのと、手首、ヒザなどにクラックが入りやすいという欠点がある。
成形素材を変えて販売された後期ロットはひざパーツなどの透明度が下がっており、影響を受けたステルスなどは便宜上後期版と区別されることがあるらしい。
M161シェリフ
M162サンダー
M163スミス
M164サミー
M165ステルス
M166サラム
M164サミー
(シングルセル)
M165ステルス
(後期版)
■タカラ復刻版(1999)
1999年にタカラから複刻されたバージョン。通算4度目のリリースである。諸事情により浪曼堂が複刻した金型が使えなかったため、新たに金型が製作されている。残念ながら複刻の再現性は浪曼堂版よりレベルダウンしており、胸のVネックの形状が非常にダルい造形となっていたり、カラーの再現性も劣っていて、M164サミーのカラーはほぼグレー単色となっている(いちおうラメも確認されるが)。
なお、よく指摘されるパンツとヒザのパーツがオリジナルの材質と異なっているのは、プラスチック同士の摩耗をさけるための変更であるが、プラスチックの収縮率が異なるためか、今度はつま先がブラブラになる弊害も発生している(両者に関係があるのかは全くの推測であるが)。
同一人物の特色がリリースされるのものこのシリーズの特徴で、サラムのカラーバリエーションを早々と追い抜いてしまった。
01/05/05:一年分の限定を追加
M161シェリフ
M162サンダー
M163スミス
M164サミー
M164サミーSP
M163スミスSP
M160エジプトン
M160エジプトン
グリッターモード
M161シェリフ
クリアーモード
M162サンダー
クリアーモード
M163スミス
クリアーモード
M164サミー
クリアーモード
αH7復活セット
MIS4